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2023年12月20日

いよいよ気密測定!目標はC値<1以下!!

気になるところの「すきま」をふさぐ室内コーキング作業が完了し、気密測定を実施しました。

結果にドキドキしましたが・・C値<1以下達成です!!大工や職人たちも、まずはひと安心の良い結果となりました♪

これからの仕事の励みになること間違いありません。ご協力いただいた関係者のみなさま、ありがとうございます!


さて気密測定とは・・何? というわけで、少しご説明しますね。

家の中には、ドアや戸を閉め忘れた時の「すきま」とは違い、一見すると気がつかない「すきま」がたくさんあります。その目に見えない「すきま」の面積と建物の延べ床面積から計算し、家の気密性能がC値という単位で表せるのですが、「気密」と言っても密閉ということでなく、家の中の「すきま」の少なさを表すモノサシと言えるでしょうか。このC値は数値が少ない方が性能が良く、例えばC値が1.0と測定されると家全体の「すきま」を集めた時の大きさが約ハガキ1枚分ということになります。(延べ床面積100㎡程度の場合)


では、家づくりと「すきま」どんな関係があるのか?気になってきませんか?

「すきま」が多い家(気密性能が低い家)では、冬の暖房したあたたかい空気は上に向かってドンドン逃げて行き、足元がいつまでも寒いままという現象が起こります。冷えが健康に良くないのはモチロン!加えてエネルギーも消費が増え、電気代や暖房費がかさむばかりとなってしまいます。反対に「すきま」が少ない家(気密性能が高い家)の場合、家の中の上下の温度差も無くなり、足元まであたたかく過ごすことができます。またもうひとつ、前回の換気システムの施工のところでも触れましたが、「すきま」が少なく気密性能が高い家は、効率的にかつ計画的に換気が出来るので、いつもきれいな空気の中で生活することができるんですよ。家の中の「すきま」が少ない気密性能は、断熱性能という家の保温性(保冷性)とも大きく関係がありますので、家づくりの際の大事な要素となります。

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